多様性ある営業スタイルが特徴
D‑Lightは、JR・東京メトロ各線「新宿三丁目駅」から徒歩約5分ほど。
新宿2丁目の中心、ビル地下に位置するクラブ型のハッテンバーです。
その特徴として、以下のような営業スタイルがあります。
- ショットバー的カウンター席と、奥に暗がり(Dark ROOM)を備えたクルージング空間
- 平日はハッスルパブ(衣服を着たままでのお触りを楽しむ)
- 週末(金・土)はGOGOボーイのダンスショーやイベントが盛り上がる
住所 | 東京都新宿区新宿2-7-3 ヴェラハイツ新宿御苑 地下1階 |
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アクセス | 新宿三丁目駅(都営新宿線・丸ノ内線・副都心線)C8出口から徒歩5分ほど |
営業時間 | イベントにより異なる |
定休日 | イベントにより異なる |
料金 | 2,000円弱のチャージにワンドリンク付、以降600円程度で追加注文可能 |
SNS | |
電話番号 | 03-6273-1559 |
D-light・ディライトの体験レポート
新宿2丁目は、ゲイバーやハッテン場などが軒を連ねています。
夜になると、個性あふれるゲイが集まり、それぞれの目的やスタイルで自分らしく遊べる街として知られています。
この中でも、「D-light(ディライト)」は、クラブのように楽しみつつ、ハッテンバーとしても機能するという、非常にユニークなポジションにあります。
D-lightの特徴は「入りやすくて、奥が深い」
多くのハッテンバーが「暗くて敷居が高い」印象があるなか、D-lightはお酒好きならハッテン場の初心者でも入りやすい明るい雰囲気があります。
- バーカウンターで軽く飲みながら様子を見ることもできるし、
- 奥のダークルームで大胆な接触を楽しむこともできる、
- さらに、GOGO BOYやパフォーマーのダンスを見るだけでもOK。
つまり、新宿2丁目にある多様な楽しみ方が、D-light一店で体験できるように設計されています。
性的指向・年齢・人種の「ごった煮感」が魅力
D-lightには、20代〜50代まで幅広い層が訪れます。
スタイルもバラバラ。
細マッチョ系もいれば、ガッチリした体格のベア系、外国人旅行客、スーツ姿のサラリーマンなど、まさに新宿2丁目の縮図のような多様な客層が、日替わりで集います。
特に週末は、クラブ好き・ハッテン好き・観光で訪れた外国人などが混ざり合い、性的指向やスタイルの違いを超えて「出会いを楽しむ空気」が生まれているのが印象的です。
「安心してハメを外せる場所」という価値
D-lightは、新宿2丁目の中でも「安心して冒険できる場所」として支持を集めています。
初めて暗室に入ってみたい人も、誰かとクラブ的に踊りたい人も、「まずD-lightに行ってみよう」と思える空気があります。
- スタッフはフレンドリーで、初めて来たことを伝えると案内してくれる
- 料金体系もわかりやすく、強引な営業やチャージの心配がない
- 常連とビギナーが自然に混ざれる空間づくりがされている
D-lightは新宿2丁目というカラフルな街の中でも、「入り口」としても「遊び場」としても成立する、非常に希少なハッテンバーです。
平日の夜に訪問
店内はシックな雰囲気で、若干煙が漂うクラブミュージックが控えめに背景を作っています。
カウンターにはスタッフの方数名がスタンバイしており、片言英語で対応してくれる方も。
私が「初めてです」と言うと、「Welcome!」と笑顔でカウンター中央へ案内。
緊張がほぐれる瞬間でした。
ハッスルパブでの身体的距離感
私が訪れた日は、比較的客数が少ない平日の夜。
とはいえ、「ハッスルパブ」では衣服越しにグイっと身体で近付くスタイルがよく見られ、軽いスキンシップが自由に行われていました。
たとえば隣の男性とは「どこから来たの?」と名前を交換しながら軽く肩に手をかけ合ったり、横に並んで少し距離を詰めて座ってみたり。
見知らぬ者同士でも、「衣服がある安心感」の中で、相手の肌感や息づかいを感じられるのがこの店ならでは。
緊張しながらも、少しずつハッテンへの導火線が灯るような感覚でした。
暗がり・Dark ROOMの奥底
奥に続く通路を進むと人気の少ない暗室スペースへ。
ここは、非言語的・非視覚的に身体的当たりを楽しむクルージングゾーン。
白いシャツがうっすらと浮かぶだけの暗闇で、誰が誰だかわからない状態だからこそ沸き立つ刹那の一期一会感。
言葉がないからこそ、呼吸と触れ合いが自分自身の内面に響いてきます。
様子を見ていると、数人が交差していく流れの中で「興味がある?」と視線でやり取りし、相手が承諾すれば一瞬密着する…
そんな流れが自然に出来ていました。
金曜深夜のイベント訪問
週末訪問の日は金曜深夜。
カウンターは常連さんで満席、中央空間ではGOGO BOYたちが半裸で踊っており、店内は一気にクラブ系ハッテンバーモードへ。
スモークとLEDライトが揺れ、肉体のシルエットが浮かび上がる中で、全身が目線を浴びています。
着席からほどなく、カウンター越しにスタッフが「ドリンクは?」声をかけてくれました。
そこからはフロアにゆっくり入り、BOYたちのパフォーマンスを観覧。
30代、40代、若い世代。
中には外国人も混ざり、ダンスの合間には自分も軽く腰を揺らして参加。
クラブイベントとハッテンバーが融合した、独特のムードの共鳴がありました。
英語・外国人対応とインターナショナル感
新宿2丁目には外国人客やスタッフが多く、D‑Lightも例外ではありません。
私と同じ階に座っていたアメリカ出身の男性とは「What brings you here?」的会話から始まり、そのままボトルをシェアしながら英語と日本語が飛び交う和気あいあいモードに。
スタッフも片言の英語対応あり。
私が困った時にはさっと翻訳的に助けてくれ、ドリンクの説明や店内のルールなど、最低限の情報は伝えてくれました。
日本語ができなくても困らない配慮が印象的でした。
安全面とマナー感覚のバランス
ハッテンバーという性質上、身体的な距離が接近しやすく、暗室も存在するため、もちろん安全面への警戒は必要です。
D‑Lightでは常時スタッフが巡回しており、「ちょっと近すぎるかも」と感じた時には、他の男性がすぐに間に入ってくれるなど、コミュニティ的な目配りが行われていました。
また、暗室には「一般的なクラブ暗室の暗黙ルール」や「無断撮影・強要禁止」など、初来店者へのヒントもスタッフがさりげなく教えてくれました。
価格とサービスの印象
価格帯は新宿2丁目内の他のゲイバーと比較しても中庸。
追加ドリンクが600円弱で、週末のイベント時にも価格帯に大きな変動はありません。
また、一般的に2丁目ではボトルキープ制度が多用されていますが、D‑Lightはショット&ドリンク追加というシンプルな方式。
初心者でも金銭管理がしやすく、ボトル運用が苦手な人にも向いています。
界隈との接続性——隣接するBOILER ROOMとの連携イベント
実はD‑Lightには「BOILER ROOM Tokyo」という隣接クラブとの流れるような連携もあります。
週末イベントでは、BOILER ROOMからショーメンが登場し、D‑LightのGOGOイベントとのコラボ演出が行われていました。
このダブルステージは深夜帯のラインナップに奥行きを与え、訪れる客の体験を濃くするアクセントとして機能しているようでした。
他店との違いと特徴まとめ
比較される他店例
- Dragon Men:屋外席やハッピーアワーあり。GOGO BOYも在籍し、飲みながら自然に交流しやすい
- Eagle Tokyo Blue:英語話せるスタッフとDJ、ドラッグショーが週末にあり、LGBT旅者にもおすすめされている 。
D‑Lightはこれらと比べて「クラブ型+ハッテンバー」両方の要素を兼ね備えている点がユニーク。
かつ、価格帯・英語対応・イベント連携といった点で初心者にも配慮が利いています。
強みと弱み
強み | 説明 |
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クラブ&暗室の両立 | ハッテンと音楽・ショーが融合する上質な体験 |
イベント頻度が高い | 週末のGOGO BOYショーやBOILER ROOMとの連携 |
入りやすい | チャージ+ドリンクが分かりやすく、初来店者にも安心 |
英語対応あり | 外国人でも安心して楽しめる |
立地・アクセス | 新宿三丁目駅から徒歩5分圏内 |
弱み | 説明 |
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暗室は好みが分かれる | 「見えない相手」は苦手な人もいる |
混雑時は視線が集中しやすい | 特にイベント時は注目を浴びやすい |
治安面に不安がある人も | 身体的な距離感に抵抗がある人は注意が必要 |
D‑Lightでの体験を通して見えてきたもの
- 衣服越しのスリル:ハッスルパブや暗室での身体接近がディライトならではの刺激
- クラブ映えする夜:GOGO BOYショー+BOILER ROOMでクールなクラブ感
- 初心者にも安心な価格システム:明朗会計とスタッフの教育により初心者でも手が伸びやすい
- ナチュラルな英語対応空間:訪日外国人も含めた交流が自然
- イベントと他店との連動:初心者でも2丁目クラブ文化に触れやすい環境
こんな人におすすめ…
- 初めて2丁目に踏み込むゲイ男性
- クラブっぽい雰囲気もハッテンも味わいたい人
- 英語で会話しながら、軽い身体交流に興味ある人
- 費用を抑えて、気軽に足を運びたい人
注意事項
- 身体的スキンシップに心の準備を
- 暗室では安全性を最優先に、無理な接触には断る勇気を持つ
- 飲み過ぎると緊張しすぎて疲れることもあるので、ペース配分大事