駒込ケンコーセンターの詳細
駒込ケンコーセンターは、駒込駅の近くにあるハッテン場で入場料は2,200円、泊りの場合は2,700円(翌13時まで)で利用ができます。
入れ替えはないものの、朝や夕方に清掃の時間があります。
館内については1Fがロッカー、2Fが大浴場、3Fがハッテン場になっています。
全体的な印象としては老舗のような銭湯の昭和感がありましたが、大浴場にはサウナがあってゆっくりくつろげる感じです。
個室も用意されていますが、完全に仕切られているわけではなく、覗こうと思えば覗けるような個室になっています。
入場制限が厳しくないため、他のハッテン場で入店を断られるような年齢層が高めの男性も多く利用しています。
特に厳しいルールなどもありませんが、入浴中にタオルが盗まれたなどのネットの書き込みが多いことから私物の管理は十分に注意しましょう。
住所 | 東京都豊島区駒込3 |
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アクセス | JR駒込駅/南北線駒込駅 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | 年中無休 |
駒込ケンコーセンターの体験談
一見、銭湯?
いや、健康ランド?
それとも…秘密結社のアジト?
と、入る前からあらぬ妄想をかきたてられる場所ですが、皆さま安心してください。
今回はそんな駒込ケンコーセンターを、徹底解説いたします。
施設概要:巣鴨の摩訶不思議ゾーンへようこそ
場所は、JR山手線「巣鴨」駅から徒歩約7分ほど。
住宅街を抜けた先に、どっしりと構えるその建物は、昭和後期から時が止まったかのような外観。
「ここ…営業してるよね…?」と若干の不安を覚えつつ、意を決して扉を開けると…
いらっしゃーい!
元気すぎるおじさんの声がフロントから飛んできて、第一不安は一掃されます。
受付をすませ、ロッカーの鍵とタオルを受け取ると、健康センターの旅が始まります。
館内マップ:まるで“昭和エンタメ迷宮”
1階:ロッカー&受付&レトロ情報掲示板
まず最初に出迎えてくれるのは、レトロ掲示板。
イベント情報から、なぜか店員さんの手書き短歌まで。
健康センターというより「おじさんの詩集」感すら漂います。
2階:入浴&癒しのオアシス
そして、メインイベントでもある浴場へ。
中には以下のようなラインナップが。
- 薬湯風呂(ちょっと謎の色。たまに紫。誰の調合かは謎)
- 水風呂(地味に冷たい。誰かの人生並みに)
- サウナ、スチームルーム(霧が深くて、前の人も見失う)
タイルの柄も、80年代に人気を博した“地中海風”。
どこか懐かしさすら感じます。
「青春時代がこの色だった…」という人もいるのでは?
3階:リラクゼーション&軽食コーナー
まるで親戚の家の居間。
古びたマッサージチェアがズラリと並び、脇には自動販売機と謎の軽食コーナー。
客層:優しさと昭和スピリットの融合
年齢層は主に40〜70代。
ただし最近は“ネオ昭和系”若者もちらほら。
あえてレトロを楽しむ「逆輸入型平成男子」たちが、その奥深さにハマりつつあるようです。
常連のおじさんたちは、初めて来た人にもとても親切。
「あんちゃん、初めてかい? じゃ、湯加減はこっちがいいぞ」
と、わざわざ温度の好みまで聞いてくれます。
雰囲気:まるで“昭和にタイムスリップした友達の家”
お湯につかっていると、ふと聞こえてくるのは、昭和歌謡のBGMと、テレビの砂嵐音。
誰かが小声で鼻歌を歌っていることも。
ロッカールームでは将棋の話、プロ野球の昔話、テレビの視聴率談義…
どこを切っても「昭和の金太郎飴」状態です。
お風呂のあとのビン牛乳は瓶じゃないけど、紙パックで代用。
「今日は小吉だったから、もう一本飲もうかな」
そんな気持ちにさせてくれます。
ここがすごいぞ駒込ケンコーセンター
- 異様なまでに健康にこだわっている空気→浴槽に貼られた謎の“健康五ヶ条”が哲学的。
- おしゃべり大歓迎な空気→“沈黙が苦手な人”に最適。沈黙してると逆に浮く。
- 自分のペースで過ごせる自由空間→寝ても良し、話して良し、ぼーっとして良し。
ちょっと気になるポイントも…
とはいえ、完璧な施設というわけではありません。
- 建物は相当年季が入っていて、時々鳴るギィィィ音が怖い。
- 備品の説明が手書き&文字が達筆すぎて読めない。
- サウナの温度が日によって違う。(たぶん体感と気合い次第)
でも、それもまた味。
現代のピカピカ施設にはない“生きた空間”です。
駒込ケンコーセンターは、昭和の魔法瓶!
駒込ケンコーセンターは、ただの健康施設ではありません。
そこには人間味あふれる“昭和の魂”と“謎の温もり”が詰まっています。
最新鋭のサウナもいいけど、たまにはこんな アナログ健康センターで、笑って、癒されて、ツッコミ入れて、元気になる のもアリじゃないでしょうか?
巣鴨散策のついでに、ちょっぴりタイムスリップしてみてください。