稲毛・いなげ海岸は、海浜ニュータウンの前面、東京湾沿岸に位置している長さ約3kmの総合公園にあります。
園内には人口海浜や山陽メディアフラワーミュージアム、プール、運動施設、ヨットハーバーなどの施設が整っています。
夏の晴れた日は、ゲイが日焼けするスポットとして人気があり、特に東側の砂浜はゲイが集まるゲイビーチになっています。
住所 | 〒261-0003 千葉県千葉市美浜区高浜7丁目1 |
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体験談:ハッテンバナビからのレポート
千葉県の海。
…と聞いて思い浮かべるのはおそらく「駅前にイオンの勝手に図示化された黒松林」のような、ハーフ観光地だろう。
しかし!
知る人は知っている。
その江湖のような海の海岸に、夏になると「ギラギラ」のギラになるゲイビーチで有名な稲毛海岸が存在するのを!
稲毛海岸への行き方――都市の中のサンクチュアリへ
首都圏のゲイ民よ!
電車の乗り換えアプリを開け,直ちにJR稲毛駅までの経路を検索せよ!
最も常識的なルート:
- JR総武線で千葉へ
- JR総武線快速に乗り換え
- JR稲毛駅で下車
ここまでくればもう半分は過程。
駅から歩いて15〜20分ほどで稲毛海岸に到着。
途中にはコンビニもあるが、氷入りドリンクを買い忘れると地獄。
太陽と熱風の中、炎天下を歩くその距離は「未実装のフィットネス」だ。
だが、ゴールまで歩けば、そこには「光る肌の魔境」が待っている…。
都市型ゲイの交差点、そのリアルな空気
稲毛海岸に足を踏み入れると、まず感じるのは「ごった煮感」だ。
家族連れ、カップル、学生グループといった通常モードの海水浴客の横で、
日焼け止めの香りを漂わせる筋肉系ゲイがタオルを敷いて静かに陣取っている。
何が面白いかというと、この共存感覚。
一見すると普通の都市型ビーチだが、あの一角に入ると空気が明らかに違う。
肌を露出した男たちの間に流れるのは、言葉ではない眼差しの会話。
太陽光で照らされた筋肉、しっとり焼けた肌、
控えめに敷かれたタオル、そしてサングラス越しの探索。
そこには、都会では出会えない、
しかし都会人の中にしか生まれない「余白の色気」があった。
誰が来てる?都市型ゲイのリアルな顔ぶれ
稲毛海岸の客層は、他のハッテンビーチに比べてかなり都会的。
🌈 客層の主流:20代〜40代のカジュアルゲイ、若手ビジネスパーソン系、ちょっとしたオシャレ男子、筋肉に目覚めた人、など多様。
🌴 ボディタイプ:
- サーフ系マッチョ(Tシャツを脱いだら腹筋が六角形)
- 細マッチョ寄りの中性的イケメン(油断すると目を奪われる)
- 落ち着き系のオシャレおじゲイ(しれっと高級ブランドのサングラス装着)
🌞 ファッション傾向:
- 派手すぎない海パン
- サーフブランドの短パン
- 日焼け止め+アクセサリー=「準備できてます」オーラ
🌊 全体の印象:
釣師海岸のような野生ではなく、街に生きるゲイたちの「控えめな自己主張」と「目線の距離感」が絶妙なバランスで共存している。
「ガツガツしてない。でも確実に見ている」
この繊細な空気感を感じられるようになったとき、あなたはもう稲毛の民だ。
ビーチの暗黙ルール大全
- まず「音を立てない」:Bluetoothスピーカーは禁止じゃないが、完全に場違い。
- タオル1枚は「縄張り宣言」:勝手に近くへ陣取るとヒンヤリ視線が飛んでくる。
- サングラス=YES・NO・MAYBE:視線の意味を読み取れるかが全て。
- 食べ物は持ち込み可。でも「汗まみれでポテチ」は引かれる。
- ナンパはエスパー能力前提:空気を読む力がないなら眺めて満足すべし。
稲毛海岸は、都会の雑音を削ぎ落とした静寂の共感空間。
わかる者だけがわかる——それがルール。
釣師海岸 vs. 稲毛海岸——百人の山男と都市の夏フェス
釣師海岸は、言わば「ゲイの秘境」。
到達するにはジャングルのような山道、崖、そして「崩れてないのが奇跡」とも言える洞穴をくぐり抜けねばならず、夏場には100人単位でマッチョ、ガチムチ、デブ専、褐色、ハイブリッド変態が集う、真夏の全裸山賊オリンピックと化す。
稲毛海岸は、「都市型ゲイの夏フェス会場」。
- 雰囲気:都会寄りの海岸公園。ゲイもノンケもごちゃ混ぜな共存空間。
- 客層:若者多め。カジュアル寄りでおしゃれ系も増加中。
- スタイル:海パン・サーフ系ファッション中心。競パンはやや控えめ。
- 注意点:ハッテン要素は少なめ。あくまで出会えるかもしれない場所。
- 交通の便:東京駅から電車で1時間以内。利便性抜群。
初心者がやらかした「地獄の勘違い」実録
- 通常ビーチ側でタオル1枚敷いて怪しまれる
- 逆にハッテンエリアでガチ泳ぎして注目される
- 通報レベルの際どい水着でBAN寸前
「知らなかった」では済まされない、ビーチの鉄の掟がある。
ナイトタイムの稲毛ビーチ…妖艶なる別世界
日が沈むと空気が変わる。
昼間は日焼けと視線の応酬だったエリアに、ポツリと集まる黒い影たち。
暗がりで静かに立つ男たち。
サングラスの代わりに、スマホの明かり。
声はなく、ただ視線と距離の調整だけ。
夜の方が、よりハッテン目的のゲイが集まっている印象だ。
周辺の立ち寄りスポット(風呂、サウナ、飲食)
- 稲毛海浜公園プール:帰りにひと泳ぎ。だがゲイ比率は低め。
- 湯の郷ほのか 千葉蘇我店:温泉&サウナ。疲れた体に最高の癒やし。
- 稲毛駅前のイオン:何でも揃う便利スポット。飲食もOK。
- 海岸沿いのシーサイドレストラン:おしゃれディナーにも◎
総括とマナー啓発「稲毛を守るのは俺たちだ」
稲毛海岸は、確かにゲイビーチであった。
ゲイビーチは「日常の仮面を脱ぎ捨てることが許される聖地」だ。
しかし、それは誰かが作ったのではない。
訪れた人々の沈黙とマナーが積み重なった結果生まれた、文化的空間だ。
騒がない。
汚さない。
無理に踏み込まない。
そして、空気を読む。
これらを守ることで、稲毛海岸はこれからもゲイたちの夏の楽園であり続けられる。
そしてその空間に立ったとき、あなたもまた、その一員になる。