TAKE ONは、JR蒲田駅から徒歩2分の場所にあるハッテン場で、年齢制限は18才から40代までの男子となっていています。
営業時間や営業日数が以前よりも限られているので、利用する際は公式サイトの営業カレンダーを確認しましょう。
住所 | 東京都大田区蒲田 第三菊地ビル4F |
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アクセス | JR蒲田駅から徒歩2分 |
営業時間 | 月~水 休業 木(隔週営業) OPEN16:00 CLOSE23:00(最終入場22:30) 金 OPEN16:00 CLOSE23:00(最終入場22:30) 土・日・祝 OPEN13:00 CLOSE23:00(最終入場22:30) ※公式サイト要確認 |
定休日 | 公式サイト要確認 |
料金 | 一般1600円/22歳以下700円/26歳以下1000円/早割1200円/遅割1100円 など |
公式サイト | http://www.joinac.com/takeon/take.html |
SNS | https://x.com/kamataTAKEON |
TAKE ON・テイクオンの体験レポート
「蒲田?……ほんとに人、来るの?」
そんな軽い気持ちで降り立った蒲田駅。
だが、目の前に広がる景色は、想像以上の場末感と人間味に満ちていた。
そして、その裏路地の奥──
それはまるで日常からのポータル、都市伝説のように語られる男たちの迷宮があった。
入口はさりげなく、しかしその先はディープ
駅から歩いてすぐ。
小さなビルの地下に潜るようにして存在するその場所は、看板も主張しすぎず、まさに知る人ぞ知る秘密基地だ。
入店時には、スタッフの男性が笑顔で対応。
妙に落ち着いた雰囲気が逆に不安を煽るが、渡されたロッカーキーとタオルに「覚悟」を包んで、私は服を脱いだ。
平日の20時、意外すぎる熱気
「平日だし空いてるだろうな」と思っていた自分を殴りたい。
すでに館内には10人以上のタオル戦士たちが潜伏していた。
奥の通路では、ガタイのいい30代風の男が腰を揺らしている。
その背中越しに見えたのは、若いスジ筋のイケメンが口で奮闘している姿。
──これは…ハードだ。
そんな空間に、よくぞ「初見」で飛び込んだな、俺。
複雑な通路と、あの屋根裏部屋
店内は狭く、薄暗く、目が慣れるまで数分かかる。
だがその分、近距離での意思疎通が生まれやすい。
通路で肩が触れただけで、二人の視線が合い、無言で個室へと導かれる──なんてことも。
そして何より特筆すべきは、天井裏のようなスペース。
細い階段を上がったその先には、まるで秘密結社の本部。
複数人が絡み合い、誰が誰に何をしているのか分からない、
汗と喘ぎと静寂が交錯する聖域があった。
私もそこで、熊のような男に組み伏せられながら、
「何か大きなものを手放した」感覚を得た。
客層のリアル──若さと大人の交差点
ここにいるのは一部のモノ好きだけじゃない。
むしろ、驚いたのは若さ。
20代〜30代が中心で、全体的に清潔感があり、どこか大人の落ち着きすら感じる。
そして、終わったあとに「ありがとう」と囁いてくれる人が多い。
中には短髪でガッチリ系、首筋に入れ墨がチラつく男もいれば、地味めだがどこか妖艶な雰囲気の中年も。
スリム、マッチョ、むちっと体型……
タイプがかぶらず、逆に選び放題だ。
しかし、週末の闇営業が恋しい…
ある常連風の男がぼやいていた。
「昔は金曜の深夜までやってたんだよなぁ…。コロナのせいでねぇ…」
どうやら深夜営業はまだ本格再開されていないらしく、現在でも営業日は限られている。
深夜に盛り上がる系の野獣派には物足りないのかもしれない。
だが、それでもこの日の熱気を見れば、潜在需要はかなり高いはずだ。
初心者にもやさしい、とは言わないが…
「ここ初心者向けだよ!」とは言えない。
ただし、蒲田という立地で、わかってる人たちが集まっているという安心感がある。
初回はやはり緊張したが、3人目くらいから「自分の中の何か」が吹っ切れてきた。
金玉が空になったら、それがサイン
3人、4人、最後はグループに巻き込まれ──気づけば、足腰が震えていた。
金玉が「もうやめて…」と訴えてきたので、私はそっと退室の準備を始めた。
シャワーを浴び、タオルを交換し、ロッカー前で一息つく。
外はまだ夜の街が続いているが、私の夜はすでに終わっていた。
蒲田、侮れない。そしてまた来る。
「ありがとう」と受付に言うと、スタッフは軽く会釈してくれた。
この何でもない対応こそが、居心地がよい。
必要以上に詮索しない、干渉しない。
それでいて、たしかな熱気がそこにある。
私のテイクオン体験は、たった数時間の出来事だったはずなのに、濃密たった。
今でも思い出すと身体がムズムズする。
きっとまた行く。
そしてまた、金玉を空にして帰ってくる。