ビジネスイン都の詳細
ビジネスイン都(みやこ)は、宮城県仙台市にある老舗のゲイ向けビジネスホテル・ハッテン場です。
仙台駅から徒歩圏内というアクセスの良さに加え、東北エリアでは珍しい24時間利用可能なゲイ施設として長年親しまれています。
年季の入った昭和レトロな雰囲気と、静かなハッテン文化が今なお息づいており、特に中高年〜フケ専の層に根強い人気があります。
館内には個室や浴場・ロッカーエリアのほかに、「スナック社(やしろ)」という飲食スペースも併設されており、夜にはお酒を飲みながらカラオケを楽しむことも可能です。
常連客同士が自然と会話を交わしたり、一期一会の出会いが生まれる場所として、まさに交流のハブ的な存在になっています。
仙台市内では唯一ともいえる本格的なゲイハッテン施設であり、地元の常連だけでなく、観光や遠征目的で訪れる利用者も少なくありません。
昭和の空気感を好む方や、落ち着いた空間で自然な出会いを求める方におすすめのスポットです。
住所 | 宮城県仙台市青葉区本町2-8-29 |
---|---|
アクセス | JR仙台駅 地下鉄広瀬通駅 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 10時〜20時2000円 20時〜翌10時2500円 個室3900円〜 |
公式サイト | http://st.cat-v.ne.jp/b.miyako/ |
電話番号 | 022-263-0231 |
ビジネスイン都の体験レポート
JR仙台駅から徒歩15分程度。
繁華街から少し離れた一角に、静かに佇むビジネスホテル、ビジネスイン都(みやこ)。
その外観は一見、昭和の雰囲気をそのまま残したようなレトロな造り。
だがここは、東北屈指のゲイ専用ホテルかつハッテン場としても知られる場所。
ただ、派手な看板や過度な装飾がないため、ゲイビギナーや観光ついでの人にも入りやすい。
「ひっそりと訪れたい人」にとっては、この控えめさがむしろ安心感につながっているようにも感じた。
受付とチェックイン|最小限のやり取りでスムーズな案内
1階フロントでチェックイン。
スタッフの方は落ち着いた雰囲気で、必要なことだけを丁寧に伝えてくれるスタイル。
この日は「宿泊+サウナ利用」での申し込みだったが、受付にて「現在サウナは停止中」との案内あり。
訪問前には、設備の稼働状況を事前に確認するのが安心かもしれない。
館内・設備|独特の味がある空間だが、使用感はかなり強め
施設内は全体的に年季を感じる。
清掃はされているが、やはり経年劣化が目立つ部分も少なくない。
客室
部屋はコンパクトで、ベッド・テレビ・簡単なテーブルなどが設置されている。
個室としてのプライバシー性は高く、静かに過ごしたい人には適している印象だ。
浴場・シャワー
浴場はジェットバスとシャワーが数基ある構成。
ただ、シャワーのうち一部は水圧が弱く、温度が安定しにくいものもあり、多少の使いにくさを感じた。
タオルは貸し出されるが、やや薄手で、使用感のある素材だったため、気になる方は持参をおすすめしたい。
客層|中高年メインだが、落ち着いた交流ができる雰囲気
筆者が訪れたのは平日夜。館内の利用者は5〜6名ほどと少なめだったが、週末はもう少し人が集まるとのこと。
客層は40代〜60代が中心。
落ち着いた雰囲気で、自分のペースで交流したい大人世代が多く、騒がしさやガツガツ感は一切ない。
若い人は少ないが、まれに20〜30代の利用者もいる様子。
年上好きの若者(フケ専)にとっては、むしろ貴重なスポットになる可能性もある。
実際の体験|視線から始まる静かなつながり
ロッカーで視線を交わした中年男性と、風呂場で再会。
特に言葉を交わさず、肩を寄せるようにして自然に距離が近づき、ジェスチャーだけで客室へ。
やり取りはシンプルだったが、落ち着いた空間でゆっくり過ごせた。
ビジネスイン都は「昔ながらの静かなハッテン場」
◎ 中高年が落ち着いて過ごせる「昭和テイスト」の空間
◎ 一人でも安心して入れる文化が根づく場所
◎ 清潔感・快適性に関しては人を選ぶ部分もある
若者向けの活発なハッテン場ではないが、落ち着いた出会いを大切にする人、年齢層の高い相手を好む人にとっては、今でも選択肢のひとつになり得る場所だ。
逆に、清潔感重視・快適性重視・若者同士での盛り上がりを求める人は、仙台でハッテンするなら、SNSや他地域の施設を検討してみるとよいだろう。