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【岡山】アトラス吉備寮・ハッテン場・発展場の詳細・体験談・口コミ

アトラス吉備寮の詳細

アトラス吉備寮は、岡山駅西口から歩いて10分ほどのところにある地元の人気ハッテン場です。

1Fにはロッカーやシャワールームが完備されていて、奥にはハッテンできるスペースも用意されています。

2Fにはミックスルームと休憩スペースがあります。

1Fでも2Fでもハッテン行為はできますが、1Fのハッテンスペースは薄暗く雰囲気があり、2Fのミックスルームは赤いライトが点灯されて淫靡な雰囲気です。

休憩室には雑誌やマンガがたくさん置かれていて、人が少ないときは休憩しながらまったり過ごすこともできます。

この近くのエリアにはハッテン場がほとんどなく、観光や出張の利用者も多いです。

週末になると店内は混雑するので、長期滞在を予定している場合は空き状況などを事前に確認しておく方がよいかもしれません。

住所 岡山県岡山市奉還町3-7-20
アクセス JR岡山駅
営業時間 月・水・木・金は18:00〜翌10:00、土・日・祝日は16:00〜翌10:00
定休日 火曜日
料金 2500円(学生1500円※学生証提示要)
電話番号 086-252-0056

アトラス吉備寮の体験レポート

岡山駅の西口を出て、奉還町商店街を通り抜けたその先に、ひっそりと佇む建物がある。

「アトラス吉備寮」。

名前だけを聞けば、学生寮か何かのようだが、地元では知られたハッテン場として一定の存在感を放っている。

私が訪れたのは金曜の夜。

ネットに情報は多くないが、ちょうど「腰巻き&アンダーウェア両方可」の日だった。

暗がりの中に見えた入口

奉還町の商店街は、アーケード街の入口こそ賑わっているものの、奥に進むほど静かになる。

その一角に、時代から取り残されたような建物が見えてくる。

アトラス吉備寮の玄関は、やや分かりづらい場所にあるが、看板を頼りに進めば問題ない。

ドアを開けると、昭和を思わせる脱衣所と受付カウンターが広がる。

入館料を支払い、バスタオルと紙製の入館証を受け取る。

受付の男性は年配で愛想はないが、最低限の説明はしてくれる。

ロッカーに服をしまうと、棚には1枚だけコンドームが置かれている。

ローションは見当たらないが、まぁそれはこの手の場所では「持参推奨」という暗黙の了解でもある。

静けさとエロの交錯する空間(1F)

ロッカー室を出て左に進むと、突き当たりにシャワールームがある。

設備は古めだが、清掃はされていて不快感はない。

体を流し、腰巻きとバスタオルで整えると、いよいよ戦場に向かう。

1階のスペースはいくつかの大部屋に分かれており、仕切りは布製のカーテン。

完全な個室ではないが、暗がりと生地の厚みで程よい見せる・隠すのバランスが保たれている。

カーテン越しに人の気配を感じるが、視認できるほどではない。

むしろこの曖昧さが、期待と緊張を煽る。

この夜は客が少なめだった。

廊下のテレビから流れるAV(当然ゲイもの)が無機質に光るだけ。

布団に寝転び、少し様子をうかがってみる。

足音が近づいては遠ざかるが、積極的に絡みに来る者はいない。

空振りのような時間が過ぎる。

ミックスルームと見られ文化(2F)

階段を上がると、がらりと雰囲気が変わる。

2階には赤いライトに照らされた空間があり、ミックスルームと呼ばれるスペースにはリクライニングチェアが並んでいる。

全裸や下着姿で寛ぐ人もいれば、スマホを見ながら様子を伺っている者も。

ここではプレイが始まることもあるが、多くは見せ合いや待ちの時間だ。

壁のテレビからは2種類の映像が流れており、片方は一般のバラエティ番組、もう一方はゲイポルノ。

ミスマッチが妙に面白い。

中央のテーブルにはフリーノートが置かれており、誰かが残した感想やラクガキがページを埋めている。

「昨日の髭の人ありがとう」とか「また来ます」とか。

「今日寒い」とか。

匿名であるがゆえに、言葉がフラットに並ぶ。

動かない時間のなかに潜むサイン

ある瞬間、目の端に映った男と目が合う。

互いに意図を察したのか、何となく近づく。

しかし、言葉はなく、間合いを詰めきれない。

タオルの位置を直す仕草、椅子の座り直し、わずかな視線の揺れ。

そのどれもが合図になり得るのが、ハッテン場の不文律。

ただし、反応があるかどうかは、あくまで相手次第。

無視されたらそれまで。

焦りは禁物。

動かなければ、チャンスが訪れる保証もないが、動いたからといって得られるとは限らない。

終盤、ふと現れた異物感

1時間半ほどが経った頃、明らかに雰囲気の違う男が館内に現れた。

筋肉質で、容姿も整っている。

赤のビキニを着たその姿は、他の誰よりも浮いていた。

彼は館内を一通り歩き回るが、誰にも視線を返さない。

観察するように全体を眺めては、やがてどこかへ消えた。

その瞬間、館内の空気がピリついた。

視線だけが交錯し、しかし誰も動かない。

結局その夜、彼が誰かと交わることはなかった。

そして、何も起きずに帰る夜もある

着替えて退館の準備をしていると、2階で隣にいた男が近づいてきた。

「今夜は静かでしたね」

「そうですね。週末にしては…意外でした」

簡単なやりとりだけが交わされたが、それだけでも悪くないと思えた。

たとえ何も起きなかった夜でも、この場所には確かにハッテン文化の熱がある。

来る人によって温度が変わり、リズムが変わる。

偶然と相性で、全てが決まる。

アトラス吉備寮を一言で言うなら?

「静かな、淫靡」。それがこの場所の本質だろう。

近隣に競合が少ないこともあり、遠方からの来場者も多い。

観光ついで、出張ついでに立ち寄る価値はある。

ただし、刺激を求めて行くより、偶発性や空気感を楽しむ人に向いている。

ローションや複数のコンドームなど、装備は持参が基本。

人が少ないときは、潔く今日はそういう日と割り切るのもまた一興だ。

何が起きても、起きなくても。

ひとときの非日常をそっと潜り抜けた者だけが知る、岡山の夜がそこにある。

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