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【広島】横川有楽座・よこがわゆうらくざ・ハッテン映画館・ハッテン場・ゲイ映画の詳細・体験談・口コミ

横川有楽座よこがわゆうらくざの詳細

横川有楽座は、広島市にあるアダルト映画専門の映画館です。

毎月、豊富なジャンルの作品が上映されており、ゲイ向け映画など、多様な作品ラインナップが特徴です。

この映画館は、かつての「横河銀映」と「的場有楽座」という2つの映画館が統合して誕生したもので、ゲイ層と女装層が混在している独特の雰囲気があります。

近年、ネット上では「ハッテン場」として紹介されることもありますが、実際にはあくまでアダルト映画の鑑賞を目的とした映画館であり、そうした行為を前提にした施設ではありません。

とはいえ、ゲイ向け映画が上映される時間帯には、40代以上を中心としたゲイ客が多く集まり、場内で視線を交わしたり、暗黙のうちにハッテンが生まれることもあるようです。

また、館内には休憩スペースや喫煙所はなく、完全禁煙となっているため注意が必要です。

外出は可能で、受付で外出証を受け取れば途中退出もできます。

かつては若年層の利用も目立ちましたが、最近では中年層以上のゲイ層が主な利用者になってきており、落ち着いた雰囲気が漂っています。

住所 広島県広島市西区横川町2-4-26
アクセス JR横川駅南口から徒歩4分
営業時間 月〜金曜は11:00〜19:00、日曜は11:00〜17:00、土曜はナイト営業で11:00〜22:00まで(※いずれも上映作品により前後する場合あり)
定休日 年中無休
料金 2,300円
公式サイト http://yokogawayuuraku.chicappa.jp/
SNS https://x.com/mDPdNjz9D5y5VEi
電話番号 082-961-6288

横川有楽座・よこがわゆうらくざの体験レポート

昭和と令和が同居する町・横川

広島市中心部から路面電車で10分ほど、横川という町はどこか時間が止まったような空気をまとっている。

シャッター街になりかけた商店街、古い食堂、コインランドリー、そして映画館。

その一角に、目的の建物はあった。

横川有楽座。

外観からして昔ながらの空気が漂っており、派手さやギラつきはまったくない。

歴史ある2館が統合し、今のかたちに

横川有楽座はもともと、「横川銀映」と「的場有楽座」という2つの映画館があったところに、2018年に統合・再オープンされた施設だ。

前身の「横川銀映」は、昭和29年から続いた老舗の映画館。

成人映画を専門に扱いながら、時代と共にゲイ映画も受け入れてきた。

一方の「的場有楽座」は、よりピンク映画色が強く、主にストレート男性向けの色が濃かった。

それが1つの館にまとまったのが、現在の横川有楽座。

その結果、ゲイ・女装ジャンルが共存する、ちょっと珍しい空間が生まれた。

この混ざり合いこそが、横川有楽座の魅力であり、ちょっとした緊張感の元でもある。

いざ入館。受付で手渡されたのは…

年配の男性スタッフが、静かに対応してくれる。

この日の上映は4本立て。

うち2本はゲイ向け作品。

館内に入ると、薄暗い廊下が続き、すでに何人かが上映中の映画を見ている。

座席は自由。無言で始まる視線の会話

客席に入ると、中央よりやや後ろの席に男性がポツポツと座っている。

ざっと見て10人弱。年齢層は40〜60代が中心。

いわゆる華やかさやノリは一切ない。

あるのは、静けさと視線。

誰も喋らない。

でも、たまに感じる。

視線がこちらを向いていることを。

そう、ここでは視線が言葉の代わりなのだ。

一席空けて座った中年男性が、ちらりとこちらを見る。

それだけで、何かが始まりそうな気がする。

でも誰も動かない。

あくまで映画館だからだ。

館内設備は最低限。でも清潔で快適

横川有楽座は、設備としては非常にシンプルだ。

トイレ、売店、自販機。

休憩所や喫煙所はない。

完全禁煙で、外に出て喫煙することもできない。

椅子の座り心地は意外と良く、場内は整理されている。

決してラグジュアリーではないが、不潔さはない。

清潔感を保ちつつ、しっかり成人向け映画館としての雰囲気を守っている。

映画が進む。場内にもわずかなざわめき

ゲイ映画の時間帯になると、客層が少し変わる。

若干、若めの男性も加わり始め、場内がざわめきはじめる。

といっても、声が出るわけではない。

誰かが立ち上がり、移動するだけで空気が動く。

誰かが通路側に立ち、別の誰かがその隣に行く。

なぜかスクリーンではなく、その並びを見てしまう自分がいる。

「この空気…嫌いじゃない」

緊張感と、ほんのりした高揚感。

この微妙なバランスの中に、ゲイカルチャーの成熟を感じた。

横川有楽座という成熟の空間

横川有楽座は、アダルト映画館でありハッテン場ではない。

でも、ゲイのための居場所のひとつであることは間違いない。

  • 若者よりも40代以上が中心
  • 静かに視線で会話する
  • 映画館という名の許された出会い場
  • アプリでもSNSでもなく、ここでしか出会えない何かがある

「劇的ではない。でも、確かに何かが起きる場所」

それが、横川有楽座だった。

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