BACK DROPは、JR新宿駅東口から徒歩10分のところにあるビデオボックス型のハッテン場で、10代から30代の男性がメインに利用しています。
学生やリーマン、初心者のためのハッテン場で、40代は若く見えることを条件に入店が可能です。
体型や髪型による入場制限はなく、スリムや太目、坊主から長髪まで、さまざまな見た目の男性がいます。
入店すると1回3本までDVDを閲覧することもできます。
利用方法も簡単で受付時にボックスの鍵やDVDを渡されて、利用終了までに受付に返却するだけです。
ボックスの利用制限は90分ですが、順番待ちがなければ継続して利用できます。
住所 | 東京都新宿区新宿2-17-1サンフラワ−ビル4F |
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アクセス | 都営新宿線 丸ノ内線新宿三丁目駅 |
営業時間 | 12時〜翌06時(金土曜日) 12時〜翌05時(日曜日) 12時〜23時半(月〜木曜) |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 一般1300円 25歳以下600円 |
公式サイト | http://backdrop.x.fc2.com/ |
SNS | https://x.com/BACKDRO08222516 |
電話番号 | 03-3351-5454 |
BACK DROP・バックドロップの体験
新宿──その街には何でもある。
酒、ドラッグ、夢、絶望。
そして「BACK DROP(バックドロップ)」もまた、そんな混沌の中でこっそり呼吸しているビデオボックス型ハッテン場だ。
看板はひっそり。
雑居ビルの一角。
見過ごしてしまいそうな存在感だが、中に入ればそこは異次元。
扉をくぐれば、そこは闇の図書館
入り口を抜け、受付へ。
説明も最小限だが、それが逆に信頼感を生む。
「フリー席か、ボックス席か選べます。好きなDVDは壁から選んでください」
俺は「フリー席」を選択した。
理由?
なにごとも自由が好きだからさ。
ロッカーに荷物を預けてタオル一丁になると、いよいよ異世界にダイブ。
小さな鍵一つと、ムラムラした期待だけを持って。
店内は迷宮だった
BACK DROPの店内は、広くはない。
だが、その分密度が高い。
完全個室型のボックスが無数に並び、それらが細い通路で繋がれている。
小さなアリの巣のような構造。
照明は基本的に薄暗く、ところどころ青や赤のLEDがうっすらと空間を照らしている。
BGMはなく、静けさの中に微かに聞こえるうめき声とスキンシップの擦れる音。
エロいというより、生々しい。
そう、生活しているような音。
客層の観察
ここで気になるのは「どんな人が来てるの?」ってことだろう。
実際、BACK DROPには実にバリエーション豊かな人種が集う。
若者(20代)
最近は若い子も増えてきてる。
細マッチョ〜普通体型、ジャージ姿の大学生風まで幅広い。
彼らは大抵、個室よりもフリースペースでふらふらしており、積極的というより観察者に近い。
30代のスケベ仙人
ガチムチ、ぽっちゃり、サラリーマン系まで勢揃い。
無言でドアを開けて入ってきて、黙って始める。
30〜40代のベテラン層
この層が実質的な主力部隊。
体格も良く、立ち居振る舞いも落ち着いている。
手慣れた雰囲気で空いてる部屋をのぞき込み、「入っていい?」と声をかける姿はベテランの風格。
異国の使者たち
韓国・台湾・東南アジア系、たまに白人も。
日本のお作法には不慣れでも、空間の読み取り能力は侮れない。
黙っていても積極的。
多国籍エロスの交差点。
場所ごとの空気感レポート
・ビデオ個室
静か。純粋にDVDを観に来てる人もいれば、誘い待ちの人も。
完全防音ではないので、うめき声は伝わってくる。
・フリーボックス
BACK DROPの主戦場。
中は広くないが、2人で横になっていちゃつくには充分。
マット敷きで、設置された鏡で、自分の姿を見ながらプレイするというナルシズム空間としても機能する。
・通路
ここが面白い。
演者になるか観客になるかは、あなた次第。
バックドロップ名物、無言の意思疎通とイベント
BACK DROPは、「ほぼしゃべらないのにわかり合える」ところだ。
目が合い、軽く頷く。
それだけで、「じゃ、個室行こうか」という意図が伝わる。
声をかけるのが苦手な人でも、問題ない。
視線、歩み寄り方、距離感──
すべてが言語代わりになる。
逆に言えば、変な空気を出すとすぐに読まれる。
エロにおいても、「空気を読む能力」は強力な武器になる。
曜日によってイベントが開催されていて、
その日の空気もガラリと変わる。
訪れる前に、公式サイトで開催されているイベントは調べておこう。