中野・高円寺

【東京・中野】G-1・ジーワン・SM調教発展場の詳細・体験談・口コミ

G-1(ジーワン)は、東京中野のJR中野駅から徒歩6分のところにある本格的SM仕様のハッテン場です。

レザー調のウェイディングルームはダークで淫乱な雰囲気が醸し出されていています。

部屋は本格的なSM道具がそろっていて、吊り部屋やケツ掘りブランコなどもあり、SM上級者だけでなく、初心者も楽しめるようにSのトレーナーが常時待機しています。

トレーナー指名料は60分15000円ですが、SMの極意を教えてくれるので始めの人にはおすすめです。

公式サイトの掲示板が活発に動いていることからも分かるように、G-1には多くの常連客がいます。

住所 東京都中野区
アクセス JR中野駅北口切符売場から電話で確認してください
営業時間 16:00~23:00
定休日 木曜定休
料金 2000円(サポーター無料貸し出しあり)
公式サイト http://www.tokyo-g1.com/
電話番号 03-3389-3020

G-1(ジーワン)の体験談

中野駅北口。

サブカルの聖地・中野ブロードウェイを出て右手に進むと、徐々に繁華街のざわめきが減り、妙に静かな裏通りに入っていく。

そこにポツンと立つ、どこにでもありそうな雑居ビル。

その中に、「G-1(ジーワン)」は存在していた。

SM調教専門の発展場(=性的出会いのある場)である。

入店

ビルには看板らしいものもほぼ見当たらず、

唯一目印になりそうなのは小さなプレートに刻まれた「G-1」の文字だけ。

まるで秘密結社のアジトかのような隠密さだ。

指定されたフロアで降りると、すぐ目の前に金属製の重厚な扉。

その扉をノックする必要はない。

ただ押せばいい。

ギィィィ……と重い音を立てて開くそのドアの向こうは、完全に別世界だった。

黒革と静寂の世界

中に入ると、まず目に飛び込んでくるのは異様なまでに暗い空間。

そして、黒革の壁、天井から吊るされたチェーン、静かに響くインダストリアル系BGM。

どこかで見たサイバーSM映画のセットのようだ。

カウンターで受付を済ませると、ロッカーキーを渡される。

ロッカールームでは服を脱ぎ、タオル1枚か、あるいは完全にヌードで過ごすことも可能。

周囲を見渡すと、ほとんどが40代〜60代と思われる男性。

いわゆる「常連」の空気をまとっている人も多い。

緊張する。

プレイルームにて

メインホールの奥に進むと、複数の「プレイルーム」がある。

中には

  • 十字架に似た拘束台
  • 革製のベンチ
  • 鏡張りの壁
  • 完全防音の個室
  • シャワールームと洗浄設備

などが並んでいた。

ここでは主に「SMプレイ」や「調教」的な行為が、暗黙の了解とルールの中で行われている。

誰も声を荒げることはなく、静かに、しかし熱を帯びた空気が充満していた。

筆者が見かけた場面では、革マスクを被った年配の男性が、若い相手にゆっくりと手錠をかけ、革製の鞭で軽く触れるように打つ──

そんな静かで儀式的な光景が展開されていた。

ルールとマナー

驚くべきは、この空間が非常に「秩序立っている」ことだ。

乱れた行動は基本的にNG。

ルールは明文化されており、入り口やロッカーに掲示されている

  • 無断撮影・録音禁止
  • プレイの強要禁止
  • 合意なき接触禁止
  • 衛生管理の徹底
  • アウトな行為の通報制度あり

マナーとルールを重視する姿勢は、SM文化における「信頼」と「同意」という核を体現している。

常連たちの静かな語り

勇気を出して、バーカウンターにいた50代男性に話しかけてみた。

彼は「10年以上通っている」と語った。

「普段は会社の部長だけど、ここではただの奴隷になれる。恥ずかしいことじゃない。むしろ、人間に戻れる気がするんだ」

まるで寺のような発言だったが、確かに、日常社会では見せられない欲望や弱さを、安全に解放できる空間なのかもしれない。

未知なるサブカルチャーとの遭遇

筆者が感じたのは、この施設が持つ地下文化としての深さだ。

これは単なる性的遊戯ではなく、フェティッシュ、支配と服従、視線と視線の交錯、存在そのものを問う哲学的な空間でもある。

まるで一つの演劇であり、美術作品の中を彷徨っているような体験だった。

出口で見たもの

2時間ほど滞在し、筆者は現実世界に戻るため再び重たい扉を押した。

外は変わらぬ中野の夜。

コンビニの明かりがまぶしく感じられるほど、G-1の空間は「非日常」だった。

このレポートを書きながらも、あの空間の静謐さ、仄かな香り、革と金属の音、そして何よりも「人間の裏側の素直さ」が忘れられない。

G-1とは何なのか?

G-1は欲望の迷宮であり、逃避の楽園であり、現実の裏側にあるもう一つの「真実」だ。

決して万人にオススメはしないが、都市文化を探るフィールドワーカーには極めて興味深い場所である。

注意点としては、以下の3つが挙げられる

  1. 予備知識なしで行くと戸惑う。事前に文化背景を理解すべし
  2. ルールとマナーを守る意識が絶対
  3. 同意と安全の重要性を学べる場所でもある

あなたが知らないだけで、街の裏側は豊かだ

中野という街の一角には、深淵な文化がある。

G-1はその一つであり、もしかすると「誰かの心の救済」の場所になっているのかもしれない。

筆者が見たのは、闇ではない。

「闇を使って、光に還ろうとする人たち」だった。

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