KG-BOX・カゴボックスの詳細
KG-BOX(カゴボックス)は、鹿児島にある19歳~49歳限定のゲイ向けアンダーウェアスタイル専用ハッテン場です。
館内では全裸利用が禁止されており、必ず下着を着用して過ごすルールが徹底されています。
年齢確認や身分証提示が必要な場合があり、見た目年齢によっても入店を断られることがあり、清潔感やマナーが重視されているのが特徴です。
設備としてはミックスルーム、シャワー、談話室などが整っており、スキンや洗口液、歯ブラシなどの無料サービスも充実。
客層は比較的若めで、ルールがしっかりしている分、落ち着いた空間が保たれています。
外国人の入店は原則不可で、店内は禁煙。
鹿児島では数少ない常設型の発展場として、地元ゲイにとっての貴重な社交の場となっています。
住所 | 鹿児島県鹿児島市呉服町1-19 LINKビル3F |
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アクセス | 市電天文館通電停から徒歩2分 |
営業時間 | 月・金・土・日 15:00~24:00(最終受付23:00) |
定休日 | 火・水・木 |
料金 | 料金(通常)20代:1800円/30代以上:2200円 料金(早割)20代:1200円(15時〜17時)/30代以上:1900円 |
公式サイト | https://kgbox.info/ |
SNS | https://x.com/kgbox2022 |
電話番号 | 099-807-2991 |
KG-BOX・カゴボックスの体験レポート
「KG-BOX」は南九州では数少ない常設型のスペースで、19歳〜49歳までの限られた層をターゲットにした、比較的若めの客層が集うアンダーウェアスタイルのハッテン場だ。
そんなKG-BOXを訪れた実体験をもとに、その空間と雰囲気、利用者層からルールやマナーまでを紹介する。
入店前の注意点とルールの厳格さに驚き
事前に調べた公式サイトには、非常に厳格な年齢・スタイル・マナーに関するルールが掲載されていた。「19歳~49歳限定」「外国人客入店禁止」「長髪NG」「全裸NGでアンダーウェア着用義務」など、地方の施設にしては意外とストイックな印象を受ける。
特に「店員の判断による入店制限」は明記されており、身分証明書の提示も求められる事がある。
これにより、年齢制限がきちんと機能しており、客層が統一されているようだ。
初来店の緊張と受付対応
平日の金曜、夕方16時半頃。
まだ早い時間帯ではあったが、早割の時間ギリギリを狙って来店。
外観はシンプルで、ひと目では発展場とわかりにくいが、地元民なら知る人ぞ知るといった雰囲気。
中に入ると、受付の男性スタッフが丁寧に対応してくれる。
館内の構造と設備
受付を済ませたあとロッカーで衣服を脱ぎ、アンダーウェア1枚に。
利用客全員が下着姿で過ごすスタイルなので、気まずさは意外と感じない。
- ミックスルーム:いわゆる暗室に近い構造だが、完全に暗いわけではなく、ぼんやりと見える程度の照明。中央のベンチやマットを囲むように、壁際にはちょっとした仕切りが。
- 談話室:明るい照明の中で、まったりと過ごせるスペース。テレビが流れていて、雑誌も数冊置いてある。ここで会話が生まれることも。
- シャワールーム:数はないが、利用者数から見て不足はなし。備え付けのボディソープと歯ブラシ、洗口液も完備。
トイレや清掃も行き届いており、地方の発展場としてはかなり清潔感がある。
衛生面が気になる方にも安心だ。
客層と雰囲気
訪れた日は、全体で10名ほどの利用客がいた。
時間が早めということもあり、20代~30代前半の層がメイン。
体型は細マッチョ〜中肉程度が多く、ガチムチや肥満体型は少なめ。
全体的に「清潔感・若さ・社交性」を兼ね備えた客層が目立ち、いわゆる常連感があまりなく、初心者でも溶け込みやすい印象だった。
とくに談話室では、見知らぬ人同士であっても自然と会話が生まれやすく、地方らしい温かさを感じる。
プレイスタイルとローカルルール
KG-BOXでは、アンダーウェア着用が絶対ルール。
全裸やタオルのみのスタイルは禁止されている。
また、ミックスルーム内での執拗な勧誘やしつこい視線もご法度。
店員が巡回しており、注意されることもあるので、節度ある行動が求められる。
鹿児島ならではの立地と孤独感の解消
鹿児島市内には他に有名な発展場はなく、事実上ここが唯一の逃げ場でもある。
だからこそ、孤独やストレスを抱えたゲイ男性が、週末ごとに集まってくる場所でもある。
地元勢の比率は高いが、長期出張や出張族もちらほら混じっており、意外な出会いがあるのも魅力だ。
個人的な所感とまとめ
正直、地方のハッテン場に対してあまり期待はしていなかった。
しかし、KG-BOXは清潔でルールが整備されており、客層も落ち着いている印象を受けた。
極端に盛り上がりすぎるわけでもなく、かといって殺伐としてもおらず、「ちょっと寄って、誰かと肌を触れ合えたらいい」くらいの温度感で過ごせる場所だった。
地方都市におけるLGBTQの貴重なコミュニティスペースとして、今後も長く続いてほしい。