J.Argusは2011年6月に大阪にオープンしたハッテン場で、SM系のハッテン場として高い人気を集めています。
兎我野町にオリジナルのSM設備を多く作り上げたお店で、年齢制限はしておらず安全なSMを目指しています。
店内でのスタイルはケツワレ、Tバック、競パン、褌の4つのスタイルが通常スタイルで、いずれかの下着を持っていく必要がありますが、500円でレンタルすることもできます。
ロッカーキーの場所でタチやウケのポジションが変わり、Sの場合は左の手首・足首、Mの場合は右の手首・足首に着用します。
公式サイトには掲示板が設置されているので、掲示板を使って待ち合わせをして利用することも可能です。
住所 | 大阪府大阪市北区兎我野町3番3号 兎我野ハイツ地下1階の1軒目 |
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アクセス | JR大阪駅 阪急梅田駅 阪神梅田駅 |
営業時間 | 平日[月~金]:午後3時~午後11時(入館は午後8時15分で締切) 土曜:午後6時~午後11時(入館は午後9時で締切) 日曜:午後6時~午後11時(入館は午後8時15分で締切) 祝日:午後6時~午後11時(入館は午後8時15分で締切) 祝前日の場合は→開店時刻は上記に準じ、閉店午後11時(◎入館は午後9時で締切) |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 2500円 |
公式サイト | http://www.dmgsm.com/jargus/index.html |
電話番号 | 06-6361-7882 |
J.Argus・ジェイアルゴスの体験談
「地下に続く階段は、まるで禁断の扉だった。」
大阪・梅田の夜。
ネオンの喧騒を抜け、向かったのは兎我野町。
風俗街とオフィス街が混在するこの不思議な一帯に、知る人ぞ知るSM専門スポット【J.Argus】は潜んでいる。
事前にネットで情報を漁りまくった私だが、競パンを鞄に詰めていざ出陣。
初心者でも大丈夫と書いてあったが、心臓はバクバクだ。
入口:まるで秘密結社
建物の地下。
扉の奥には、少しムーディーで仄暗い受付が。
「いらっしゃいませ。」
スタッフさんは意外と(というと失礼だけど)普通な優しげな雰囲気。
料金(2500円)を支払い、ロッカーキーを受け取る。
ここで重要なのが、「SかMか」をキーの位置で表す文化だ。
- 左手首 or 足首 → S(サディスト)
- 右手首 or 足首 → M(マゾヒスト)
私はひとまず“右手首”に巻いて、M側で参加してみることに。(攻めはまだちょっと怖い。)
着替えと装備:羞恥心のフルマラソン
ロッカールームで衣服を脱ぎ、競パンに着替える。
――この瞬間が一番ハードル高い。
服を脱いだ自分、鏡に映る姿、緊張と羞恥と、なんとも言えない高揚感。
周囲を見渡せば、がっしり系、スジ筋系、ちょいワルオヤジまで多種多様な猛者たちが…。
この場所の非日常感がすごい。
でも、みなさん常連さんなのか、妙な落ち着きを感じる。
施設内探索:まるで大人のダンジョン
施設内には、SMプレイに特化したブースや調教台、吊り器具など…本気の装備がずらり。
どこをどう見ても「これは遊びじゃない」と言わんばかりのガチ空間。
しかも、どこからかロープが擦れる音、ムチの軽い打撃音が…(こ、これはリアルすぎる…!)。
照明は暗めで、赤や青のライトが陰影をつくり、視覚的にも異世界を演出している。
緊縛体験ブース:本格的すぎて驚いた
別料金(2000円)で「緊縛体験」ができると聞いて、思い切って挑戦。
出てきたのは、メガネの優しそうな青年…
普通の見た目で、妙に安心する。
しかし手つきがプロ。
「では、立って腕を後ろにお願いします。」
気がつけば、私は全身縄に絡まれ、体を縛られた…
でも不思議と痛くないし、むしろじんわり快感が…
「SMって、痛いだけじゃなくて支配と信頼なんだな」と、気付き始めたのはこのあたり。
言葉攻めも、少々。
競パンの上から股間をいじられ、我慢汁が止まらない。
…が体験なので、そこで終了になった。
静かな駆け引き
会話は禁止ではないけど、基本は視線と雰囲気でのやりとり。
目が合った、軽く頷いた、近づいた…
それだけで「了解」が成立する。
不思議な空間だ。
もちろん無理強いは厳禁。
スタッフも定期的に見回っているので、初心者でも安心して過ごせる配慮があるのが好印象。
そして、ほとんどの客はパイパンなのは勉強になった。
パイパンの方が快感が増すのか、美しいのか。
SMのマナーであるのか、次回から気を付けようと思った。
扉の向こうにある「もうひとつの自分」
J.Argusは、単なるハッテン場ではなかった。
羞恥と興奮が交差する中で、自分でも気づかなかった欲望や、潜在的な願望が浮き彫りになる。
SやMというラベルよりも、「自分の奥底」に出会う場所なのかもしれない。
ちなみに、帰り道はめちゃくちゃ足が軽かった。
多分、心の鎖を一個外せた気がしたからだと思う。
J.Argusは、誰にでもおすすめできる場所ではない。
だけど、「ちょっと覗いてみたい」「自分の中の知らない扉を開けたい」と思ったあなたには、一度訪れてみる価値はある。
スタッフも客も、優しい人ばかりなのが、意外であった。
世界は案外広くて、深い。