大番会館上野店は、上野にある人気のハッテン場です。
大番会館グループはそこまで大がかりな宣伝を行っていませんが、古くからあるハッテン場ということもあり、いつ行っても多くのお客さんが利用しています。
また、上野駅からすぐ近くにあることや、駅から近くても入り口は細い路地にあるため、人目を気にすることなく入れるメリットもあります。
店内は部屋が少なく、時代を感じることもあって清潔感はそこまでありませんが、初心者でも利用しやすい柔らかい雰囲気です。
以前は若者が多かったですが、若者は近くの若者を対象としたハッテン場に行くため、利用する年齢層は40代よりも上が多くなっています。
住所 | 東京都台東区東上野3-38-7 |
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アクセス | 上野駅 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 休憩:2,500円(5:00~22:00までの入館、23:00まで有効) 宿泊:3,000円(22:00~翌朝5:00までの入館、翌日17:00まで有効) 下足箱利用料:10円(これぞ昭和価格) |
電話番号 | 03-3832-6090 |
体験談:ハッテンバナビからのレポート
第一印象:昭和の空気、濃すぎる。
まず外観。
これはもう、「平成・令和?なにそれ食えんの?」って感じ。
サウナというより、演歌歌手の控室に迷い込んだような錯覚すら覚えます。
入館するとすぐに「下足箱へ10円入れてください」との指示。
令和の世に10円で施錠する下駄箱、逆に貴重です。
館内:まず驚くのは、その場末力。
最近のサウナといえば、木材香る北欧風、ミニマルで洗練された空間…とは無縁のこの場所。
「場末」という言葉を辞書で引くと、大番会館の写真が出てくるんじゃないかと思うほど、味わい深い佇まい。
受付のスタッフさんは無口ながら、無骨な親切さを感じる渋い対応。
ロッカーを抜けると、休憩スペースにテレビと灰皿。
誰かが昔見てたプロ野球の録画が、まだ流れていそうな空気感です。
サウナ室:アツアツ&ガチ仕様
ここのサウナ、正直なめてました。
昭和だし…と油断してたら普通に熱い!
室内の木の香りも良く、テレビはなし。
ひたすら自分と向き合うストイックスタイル。
なるほど、悟り系サウナ。
ミストサウナもあるんですが、こっちは逆に「深夜に放送されてた謎のドラマ」みたいな薄暗さ。
ミストサウナは、交流やプレイの場としてよく使われていました。
館内構成:
- 地下:サウナ/ミストサウナ/浴室/トイレ
- 1階:受付/ロッカー/休憩スペース
- 2階・3階:休憩スペース、テレビ室、ミックスルーム、オープンスペース、トイレなど
- 屋上:夏季限定開放スペース(4月~10月のみに開放)
雰囲気と利用者層
年齢層は50代以上で、体型はぽっちゃり・ガチムチ体型の利用者が多く、ある種の“昭和育ち男子”がノスタルジーを求めてやってくる場所です。
ですが、意外にも「静かに汗をかきたい」「気兼ねなく過ごしたい」サウナビギナーや若手男子の姿もチラホラいるようで。
人を選ぶ施設ではあるけど、選ばれし者にはハマる、そんな“ツウ好み”の空間。
リノベ?そんなものより換気扇!
内装のリニューアル?ありません。
床はキシキシ鳴るし、照明はやたら暗いし、壁のシミも「歴史の味」と思える人向け。
ただ、サウナ自体はリフォームされていて、湿度も温度も実は快適なのが良かった。
こんな人におすすめ、かも
- 静かにゆったりと過ごしたい方
- 都心でリーズナブルに休憩・仮眠できる場所を探している方
- 中高年男性向けの落ち着いた施設を求めている方
気になる人、むしろ行ってみて。
大番会館は、ピカピカの最新サウナではないけれど、「昭和の男たちの魂が宿ってる」系の場所。
設備はシンプルだけど、逆にそれが心地いい。
令和の喧騒に疲れたあなた、ぜひ一度“昭和”に帰ってみてはいかが?